研究
基礎研究というのは、見向きもされない。 大学にいる間に学んだ大事なことの一つはこれだと思う。見向きもされないという事実と、それでも自分が大切だと思ったり、未来があると思ったら、くじけず気にせず続ける忍耐力だ。鈍感力かもしれないが。 それだけ…
つかりた。放り込むデータを作るために、cbindでデータを一つのファイルにまとめてみようと思ったんだけど、100を超えると処理にだいぶ時間がかかるなぁ。なんかそんなことをどこかで読んだことは覚えてるんだけど、実感した。
あ、なるほど。Tensorflowのintro_MNIST for ML Beginnersってページのチュートリアルを読解していっているのだけど、これはようは一番シンプルな教師あり学習をやってみましょうってことか?でもW,bの初期値はたいして問題ない、っていってるのはどういうこ…
古いPCにUbuntuをインストール中。−−−−−−−−−とりあえず、一念発起してUbuntuをインストールして、MNISTののチュートリアルを走らせて、ブラウザで学習曲線を見るところまではやったので、本日は終了。なんもわかんない割にはがんばった。機械学習は理屈がわ…
最近手を付けているデータの解析に絡んで、しばらく時間が費やせそうな対象が一つ見えてきた。はやりのAIである。自分の発想力は20代を通してかなりきたえられたと思っている。少なくとも同世代のちゃらんぽらんに負けるつもりはなく、横並びの競争力はある…
ここ一週間ほど、夢で実験をするフェーズに突入中。 これだけはほんと気持ちいいと言わざるを得ない。 気持ちいいかどうかより、内容の方が重要である、と自戒しながらも。
寝ると夢を見る。夢を見るから目が覚める。真夜中の覚醒。仕事に生活が同期していく典型。悪くないけど、また揺れ戻しが大きくなりそうでやだな…
ときどき、1年か2年に一度くらい、スキルを身に着けるために勉強することがある。今回のR言語のように。直接的には、仕事で必要になったからだ。だがより正確に言えば、このスキルは、事前に、"これを身に着けたいリスト"(そんなに意識は高くないので、実…
報告書を書くなら断然デュアルスクリーンがはかどる。 文献調査をするのも2画面だ。 見る画面と各画面が必要だから。最近のWindowsでは、1画面でも、ウィンドウをドラッグして端までもっていくと、自動で分割表示してくれるようになっていて、ワイドなパソ…
複数の時系列データf_n(t)からのピーク抽出を自動化しようとしている。nは100〜500個くらいのcsvファイルを想定していて、長くとも数分で処理の終わるような程度を想定している。道具はR言語。さすが、統計用に設計されているというだけあって、データを扱う…
仕事をしていくうえで、はやめに身につけたいと思っている技術として、数値データの自動処理・自動解析というのがある。大量生産というのは、同じものを同じ条件で作っているはずなのに、不良品がでる、という宿命がある。原因は、同じと思っている条件が、…
ホットココアを作るときに、ココア粉をホットミルクに溶かするのにスプーンで混ぜる。スプーンがコップの壁や、底を叩くと、いやにいい音がする。普段の金属と陶器の当たるカチカチ、キンキンという音と違い、もっと低音のよく響く音がするのだ。しかも、ぐ…
前回の続きの「オリジナルを持つということ」について書きかけたのですが、その前提として、研究の積み重ねに対する認識について、文章化されていると分かりやすいなと思ったので、そちらを先にします。といっても、今回は先に断っておくと、内容は全然わか…
前回の続きとしては結構時間が空いてしまったのですが、博士過程に4年も在籍してなんかいいことあったかなという話でした。中国は学位によって、給料から戸籍まで、取得した瞬間から人生が変わってくるわけですが、日本では初任給にしてたかだか2万円くらい…
測定装置の関係で急きょ6月半ばから7月半ばまでドイツはベルリンのとある研究所にいくことになりました。最後の最後にとても貴重な体験なので、実験だけでなくいろいろ楽しんでこようと思います。ぶっちゃけると、こんな貴重な機会をもらいながらいうのもな…
実は今回の発表は、内容を分かりやすくするためにポジティブな側面に絞ったという以上に、意識的に「これはすごいことだ」とあおった。なぜか。主に、自分を盛り上げるためと、そのためにみんなを巻き込むためだ。その結果、びっくりするくらい歯車が廻りだ…
最近、とてもよいと自他共にみとめる報告(研究のプレゼンテーション)をした。今後のためになんでよかったのか、ということを言語化しておきたいと思う。中身にあまり触れられないので、漠然とした話になってしまうけど、結論としては、他の研究と差別化す…
つづき。前の記事が長くなっちゃったので。 最近、とてもよいと自他共にみとめる報告(研究のプレゼンテーション)をした。なんでよかったのか、ということを言語化しておきたいと思う。結論としては、他の研究と差別化すること、細部にとらわれすぎずに大胆…
研究室って教育、課題設定、実験計画とかに関して、放置系と拘束系があるよねっていって分かってもらえるだろうか。自分は、修士の時かなり放置系の研究室に所属していたので、そっち系の苦労と同時に、そっち系の耐性ができたというか、自分でなんとかする…
目が覚めてもうた。 数日風邪をひきかけまして、早めの帰宅で布団にくるまって治す努力を。そのかいあって、悪化せずになおったようですが、昨晩も20時には布団に入っていた反動で、目が覚めてしもうて眠れん。 そういえば、一昨日お会いしたオランダからき…
やることが増えてる…。分かってたんだけど。わかってたんだけど…、卒業に向けて残ったタスクを一つ一つ片付けていく段階というよりも、むしろ、春節が明けて現状が共有されることによって派生した新たなタスクが次々と目の前に高い壁をつくっていっている感…
さて、書き上げた(ちょっとずつ書き上げつつある)論文の文法・表現チェックを、後輩達に頼み始めました。覚悟していたことではあるのですが、修正の多いこと!ほぼ真っ赤になって返ってくる…。一目みた後輩からメッセで囧了个囧(←顔文字)とコメントされ…
D論の準備とかが疲れた。なんか書く。 春節が終わって後輩達も戻り、あわただしい日々が帰ってきた。となり優秀な博士課程の学生は、ボスに3人も下の学生を持たされていて、その修士やら学部やらの学生がひっきりなしに部屋に入ってきては指示を仰ぐので、本…
最近ブログ更新していませんね。 いろいろ考えることもあるので書くこともありそうなものなんだけど、いざ書こうとするとなかなか書けないのですね。原因の一つは、最近書きたいことがやはり日本と中国の比較、あるいは中国に関しての気づき等になるわけです…
去年このような記事を書いた。同級生が小さな一つのデータから新しい説を立てようとしているという話と、それを先生が支持してくれるということのありがたさについて、たらたらと書いた。学生がひっかけた釣り針を先生が後ろの大木に括りつけた、そう表現し…
在中国大连举行高分子年会(9月24日至28日)的同时,在日本冈山也举行了日本高分子讨论会(9月28日至30日)。日本一年有两个全国性的高分子年会,就是高分子年次大会(春天)与上述的高分子讨论会(秋天)。我以前参加过(虽然只是看看的)日本的讨论会,而…
このところ怒涛の忙しさだったんですけど、まだ継続中なんですが、いい加減文献ばっかりチェックしてるの飽きたので、9月末に参加してきた中国の高分子学会について気がついたことをいくつか。この高分子学会、正式名称は「全国高分子学術論文報告会」と言い…
今同級生の一人がすごく面白いことしてる。内容そのものというよりも、考え方。一つのデータ、目的とは直接関係ない別におかしくないようなデータに疑問を持って、色々妄想を膨らませて新説を出そうとしている。今まで当たり前にパスされてきた現象を、もう…